会社を辞めずに朝晩30分から始める起業(新井一著)
私の恩師である新井一さんが書いた新刊(右側)です。
ちなみに左側は昨年末に出された本であり、115ページあたりに私の事らしきエピソードが載っております(笑)
私も、サラリーマン時代に色々準備して2016年3月に独立しました。
なので私はこの本のターゲットではないかもしれませんが、読んでみて自分のこれまでを振り返ってみると、確かにそうだなあと思うことばかります。
起業する際、必ずと言って良いほど『ドリームキラー』となる人が現れます。
「起業なんて難しいから辞めた方がいいよ」
「お前にそんな事できる訳ないじゃないか」
「失敗したらどうするの?」
という事を言ってくる人たちです。
こんな言葉を聞くと「やっぱりもう少し考えようかな・・・」と思ってしまいますよね。
私も起業する時はこういう事を言ってくる人がたくさんいました。
しかし、その時私はある事を決めたのです。
『起業した経験のある人の話はポジティブな意見もネガティブな意見も聞く。起業経験のない人の意見は全て聞き流す』と(笑)
話は変わりますが、実は私、9年前に一度離婚した経験があります。
当時離婚しようかどうかはとても悩んでいて、その時も色んな人に相談しました。
ですが結果は決まっていました。
離婚経験のない人は、『離婚なんてしない方がいいよ』といい、
離婚経験がある人は、『それでお前の人生が良い方向に向くのであればいいんじゃないか』と言うのです。
人間どうしても変化することに躊躇しますから、離婚した事がない人とってみれば
現状を維持する事を勧めてしまうのですよね。
もちろん離婚しないにこした事はありませんが、
離婚経験のある人は、その選択肢を考慮した上で最善の方向を一緒に探ってくれるのです。
起業もそうで、起業を経験した人に相談するに限ると私は思っています。
やっぱり人は自分が経験したこと以外の事はアドバイスなんてできないですからね。